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AWS再入門2022 Amazon VPC編を読んでみた
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- Ippei Shimizu
- @ippei_111
AWS再入門2022 Amazon VPC編という記事を読んだメモです。
- Amazon VPC(Virtual Private Cloud): ユーザー専用のプライベートなクラウド環境を提供するサービス
- 1つのTCP/IPネットワーク全体をサービス名と同じVPC頭位単位で管理
- AWSリージョンごとに作成
- VPC同士は通信できない
- 重複しないIPアドレスで構築
- 後から変更不可
- 変更にはVPC上に構築されたものを削除して再構築が必要になる
- RFC1918 : プライベートIPアドレスとして使って良い範囲を定めた国際的なルール
- 1つのVPCに、/16を割り当てる
- /16 : IPアドレスの範囲を表すCIDR表記
- CIDRの仕組み
- IPアドレスは32ビットでできている。
- CIDRの仕組み
- /16 : IPアドレスの範囲を表すCIDR表記
/16 の意味:
├── 前半16ビット → ネットワーク部(固定)
└── 後半16ビット → ホスト部(自由に使える)
- IPv4とIPv6の違い
- IPv4
- アドレス例 : 192.168.1.1
- アドレス数 : 約43億個
- IPv6
- アドレス例 : 2001:0db8:85a3::8a2e:0370:7334
- アドレス数 : ほぼ無限
- IPv4
- IPv4/IPv6のデュアルスタック
- IPv4とIPv6の両方のアドレスを持ち、どちらでも通信が可能
サブネット(VPC Subnet)
VPCの中をさらに小さく区切ったネットワークのこと。
- 用途で分ける
- パブリックサブネット : インターネットからアクセスできる
- プライベートサブネット : インターネットから直接アクセスできない(DBサーバー、アプリサーバー)
- 可用性のためにわける
- AZ(アベイラビリティゾーン)ごとに分けることで、障害発生時の影響を最小限に抑える
ルートテーブル
通信をどこに送るかを決める経路情報
セキュリティ
トラフィック制御(Security Group / Network ACL)
- Security Group(セキュリティグループ)
- インスタンスごとに設定する通信フィルター
- ホワイトリスト型 : 許可だけ設定。
- ステートフル : 行きだけ許可すれば、戻りも自動的に許可される
- インスタンス単位 : EC2ごとに異なるルールを設定可能
- Network ACL(ネットワークACL)
- サブネット全体に設定する通信フィルター
- ブラックリスト型 : 許可と拒否の両方を設定可能
- ステートレス : 行きと戻りの両方にルール
- サブネット単位 : サブネット内の全てのリソースに適用
Amazon Route 53 Resolver DNS Firewall
VPCからのDNS問い合わせをフィルタリングするファイアウォール。 特定の宛先だけしか通信させたく無いようなVPCを作成したい場合に非常に有効。
AWS Network Firewall
VPCの境界で通信を検査・フィルタリングする高機能なファイアウォール。
- ステートレスフィルタリング : プロトコル、IP、ポートで制御
- ステートフルフィルタリング : プロトコル、IP、ポートで制御
- ドメインベース制御 : HTTP/HTTPSの宛先ドメインでアクセス制御
具体的な使用例
- ドメインベースのHTTP/HTTPS制御
- 許可するドメインだけ通信させたい
- 侵入防止
- 悪意のある通信パターンを検知・ブロック(SQLインジェクション・マルウェア通信パターン)
分析/調査
フローログ(Amazon VPC Flow Log)
VPC内を流れる通信のログを取得する機能。 通信ヘッダー情報を収集可能。
- 送信元IPアドレス
- 送信先IPアドレス
- 送信元ポート
- 送信先ポート
- プロトコル
- 通信の許可/拒否
- バイト数、バケット数
- タイムスタンプ
Reachability Analyzer
VPC内の接続性をテスト・トラブルシューティングするツール。 従来なら手動でSecurity GroupやNetwork ACLの設定を確認していた作業を自動化できる。
Network Access Analyzer
VPC全体のネットワーク接続性を分析し、意図しないアクセス経路を発見するツール。
別のネットワークとの接続
VPN
インターネット上で暗号化されたトンネルを作り、安全に通信する技術。
- サイト間VPN接続
- 拠点同士を接続
- オフィス→IPsec VPNトンネル→AWS VPC
- クライアントVPN
- 個人のPCから接続
- 自宅PC→SSL VPNトンネル→AWS VPC
- VPCピアリング
- 異なるVPC同士を直接接続
- VPC間でプライベートIPアドレスを使って通信可能